管理組合とは、マンションの管理をするために区分所有者全員で構成する団体です。
マンションの共用部分は、区分所有者が共同で所有し利用しています。
そのため、その管理は、共同で行わなければなりません。
「区分所有法」では、「区分所有者全員で管理するための団体を構成する」となっています。
すなわち、この「団体」が管理組合であり、最初のマンションができたときに、同時に管理組合もスタートすることになります。
また、マンションを所有すると自動的に管理組合の組合員となります。
区分所有者でなくなったときは組合員の資格も失います。
区分所有者である以上、管理組合から脱退することはできません。
なお、組合員から専有部分を借りている人(占有者等)は組合員にはなれません。
このように、マンションの管理は区分所有者全員で行うことになりますが、一人ひとりが勝手に管理するというわけではありません。
管理組合という団体の中で、集会を開き、ルールを定め、意思の統一を図り、それぞれの役割を決めて、共同で行うことになります。
このマンション管理をするうえでのポイントを、「マンション管理診断 9つのポイント」にまとめました。
あなたのマンションでは、適切に管理されているでしょうか。
よければ診断を実施してみて下さい。